女性が活躍する企業
2012年12月8日
平素はお世話になります。
ワーク・ライフ・バランス社会実現支援のＮＰＯ法人
「わぁくらいふさぽーたー」です。
さて、
この度の報道によりますと、経済産業省と東京証券取引所グループは女性が活躍する上場企業10～20社を選び、
来年２月をメドに「なでしこ銘柄」（仮称）として公表するそうです。
また、
選んだ銘柄などで構成する株式指数をつくることも検討しており、
個人投資家らの資金を呼び込み、市場を通して女性の社会進出を後押しする狙いのようです。
経産省と東京証券取引所グループは、社内での女性の活躍状況を判断する基準を策定し、
東証１部に上場する約1700社からまず100社程度を選びます。
この中から東証が自己資本利益率（ＲＯＥ）など財務指標が優れた企業を十数社選んで社名を公表するとのことです。
銘柄の選定基準は
(1)女性の働きを後押ししているか
(2)仕事と家庭の両立を支援しているか
などを重視するそうです。
具体的には管理職に占める女性の比率が高い企業や
育児支援制度があって利用者も多い企業、
有給休暇の消化率が高い企業などが選ばれるものと思われます。
政府は今年６月にまとめた行動計画で「女性の活躍状況が社会に見えやすいようにするため、資本市場を通じて企業の取り組みを促す」としており、
今回の銘柄選定はその具体化ということだと思います。
わたし達ＮＰＯの活動趣旨の１つは、
少子高齢化で生産年齢人口の減少が避けられないなか、
女性の社会進出を支援することにあります。
家庭と仕事の両立支援に前向きな企業のほうが、
生産性などの経営指標が良いという説もあります。
今後もワーク・ライフ・バランス実現社会を目指して、
各種支援活動を継続していく所存です。
