女性の活躍支援策とワーク・ライフ...
2013年9月11日
平素はお世話になります。
ワーク・ライフ・バランス社会実現支援のNPO法人
「わぁくらいふさぽーたー」です。
当欄でもこれまで、「待機児童」問題については折に触れ書いて来ましたが・・
政府は育児しながら働きたいという女性のために保育所を増やし、待機児童ゼロを急ぐ方針です。
具体的には、
これまでの計画より2年前倒しして2017年までに40万人分増やす「待機児童解消加速化プラン」を打ち出しました。
このためには財源の手当ての他、特に待機児童が多い都市部で用地を確保し、さらに、資格を持っていても働いていない保育士に再び働いてもらうことなども必要だと思われます。
また、規制の緩和や、少子化で空きのある幼稚園で保育もしてもらう促進策なども考えられます。
しかしながら、こうした女性支援策だけでは不十分かもしれません。
なぜなら、日本は男性の育児休業の取得率は1%、家事は1日59分で先進国最低(経済協力開発機構=OECD)といった現状がありますので、このように育児や家事が女性に偏っているようでは、女性の能力を十分に仕事で活かしきれないと思うからです・・
この課題解決には、男性も含めて長すぎる労働時間の短縮や家庭と仕事の両立策など、まさに『ワーク・ライ・フバランス』社会の実現が必要不可欠だ考えています。
女性の活躍支援策が「成長戦略の中核」と強調している以上、
今後の政策に期待するとともに、弊法人としましても益々のご支援・活動・情報提供を行って参ります!