学童保育の待機児童問題
2013年8月27日
平素はお世話になります。
ワーク・ライフ・バランス社会実現支援のNPO法人
「わぁくらいふさぽーたー」です。
この度の厚生労働省の発表によりますと、
「小学生を預かる学童保育施設の利用者は2012年に85万人と10年前から35万人増え、施設数は約2倍になった」とのことです。
ここ数年、待機児童数は減少していましたが、
12年には7521人と5年ぶりに増加に転じました。
ここには、保育所にみられるような「需要増に供給が追いつかない構図」が垣間見えるような気がいたします。
最初から入所をあきらめた人も含めると、学童保育の待機児童は数万人単位にのぼる可能性が高いとも言われています。
毎年、保育所の課程を終えた子どものうち、
学童保育所に入れるのは約6割といいます。
ということは、
子どもが小学校に入ると同時に仕事を辞めざるを得ない女性が発生している可能性が高いわけです。
「働き方」の多様性や見直しを支援しています、我々わぁくらいふさぽーたーとして、
保育所のみならず、この学童保育の待機児童問題についてもしっかりと把握、情報発信して参りたいと思います。
宜しくお願い致します。