子どものいる世帯の生活状況および...
2012年3月23日
平素はお世話になります。
ワークライフバランス実現支援のNPO法人
「わぁくらいふさぽーたー」です。
このほど、労働政策研究・研修機構は、
保護者の仕事への支援策のあり方を検討するため、
子どものいる世帯の生活状況や保護者(主に母親)の仕事の実態や要望などを調査しました。
結果として、
専業主婦世帯の二極化問題、
ひとり親世帯のワーク・ライフ・バランスの「未」実現と、
メンタルヘルスの問題、
経済格差の世代間継承等、さまざまな課題が挙げられています。
「父親が外で働き、母親が家で家事・育児をする」という性別役割分業を行う「専業主婦世帯」は、
1 9 7 0 年代以降に一貫して減少し、
代わりに母親も働く「共働き世帯」は増えています。
とくに「男女雇用機会均等法」が施行された1985 年以降、
女性の社会進出に関するさまざまな制度が整いつつあり、
子育て中の女性の就業率は上昇しています。
しかしながら、実態としては、
子育てしながら働くことは、決して容易なことではないと思われます。
とくにひとり親世帯の場合、
家計を支える仕事と育児が、保護者一人の肩に同時にかかってくるので、多くの親は疲弊しきっている状態だと思います。
我々、ワークライフバランス実現支援のNPO法人「わぁくらいふさぽーたー」は、
『子育て世帯への支援は、子どもたちへの支援につながり、結果として少子化の食い止めにもつながる。』
とも考えています。
引き続き、子育て支援と、周辺の情報発信を続けて行きたいと思います。
詳細は下記ご参考にして頂ければと思います。
↓
『子どものいる世帯の生活状況および保護者の就業に関する調査』
http://www.jil.go.jp/institute/research/2012/095.htm