先日、ある企業の経営者とお話ししていましたら、

「ワーク・ライフ・バランスの実現は、要は経営者の思い入れ、マインドだ！」

「その上で、具体的な施策だ！」

 とおっしゃっていました。

確かに、仕事がら社長様たちと話すことも多いのですが、

ついつい、ワーク・ライフ・バランスというと、「改正育児・介護休業法」や「改正次世代育成支援対策推進法」対策をどうするか？！

 といった法的な建付けから入る方が多いのです。

よくよく考えてみると、前述の経営者のように、

正に「思い入れマインドの部分と法的な部分の両方が担保されなければ、真の実現はならない」と言うことだと思います。

私たちＮＰＯ法人「わぁくらいふさぽーたー」は、

働く人々の仕事と生活を調和させたいという願いを実現するとともに、

少子化の流れを変え、人口減少下でも多様な人材が仕事に就けるようにし、

ひいては働く人々の幸せ、企業の発展を願っています。

仕事と生活の調和の実現に向けた取り組みは、

人口減少時代において、企業の活力や競争力の源泉である「有能な人材の確保や育成・定着をも高めるもの」だと確信しています。

これは、大企業のみならず中小企業においても言えることでしょう。

 そのためにも「マインドと法的な施策」の両面から取り組んで頂きたいと思います。

 私たちＮＰＯ法人は、そのお手伝いも精一杯させていただくつもりです。

なぜならこうした取り組みは、働く人にとっての真の笑顔と、

企業にとっての決して「コスト」ではなく、「明日への投資」につながるものですから・・

会員

行政書士田中法務事務所

　行政書士　田中由佳